4月20日 春アニメのすゝめ
春アニメが放映されてから、そこそこ経ったので個人的におもしろいと感じたアニメを挙げていきたいと思います。
もしまだ春アニメ何見ようかな~って思っている方がいたら参考にしてください!
(一応、続きモノはなしの方向でいきます。)
日曜日
<あらすじ>
アニメやゲームが好きな主人公、水篠颯太が放映中のアニメ「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」を見ていると、突然タブレットがブルーアウト。それをきっかけに「精霊機想曲フォーゲルシュバリエ」のヒロインセレジア・ユピティリアがリアル世界に召喚されてしまう。とまどう二人の前に現れる謎の軍服の少女。彼女が言う「神」とは果たして…
<解説>
今期のオリジナル作品枠。BLACK LAGOON作者さん原作ということで、放映前から期待が集まっていた。
最近、流行っていた異世界召喚ものの逆パターン。簡単に言えばFateシリーズのような設定なのだが、SFファンタジーや子供向けアニメなど、呼び出される作品は様々。
それぞれの作品の世界観とリアルの世界は、当たり前ながら異なるため、そのギャップに対する登場人物たちの反応が面白いと感じた。
<あらすじ>
高校生兼ライトノベル作家である和泉正宗は、ひょんなことをきっかけに、今まで素顔をしらなかった挿絵担当のエロマンガ先生が、家に引きこもっている自分の義理の妹和泉紗霧であることを知る。このことをきっかけにずっと話すことのなかった妹との距離が、少しずつ縮まり始める。
<解説>
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」で有名な、伏見つかさ×かんざきひろのコンビが再び送る、兄妹のラブコメ。
なお今回は血は繋がっていないのでセーフである。
「エロマンガ先生」という題名は発売当初から、各方面で話題となり、アニメ化に際してもやはり話題となったよう。題名から敬遠してしまう人も多そうだが、基本的にはギャグ中心の主人公ハーレム路線であり、エロ要素は普通のライトノベル程度なので安心してほしい。
またOPは新生ClariSが担当しており、ClariSファンとしても嬉しいチョイスである。
http://www.alicetozouroku.com/
<あらすじ>
アリスの夢と呼ばれる超能者が現れるようになった世界。その中で途轍もない能力を持った幼い少女・紗名は、あることがきっかけでアリスの夢の研究所を脱走し、外の世界を初めて知る。未熟が故、能力をうまく使いこなせず途方に暮れていた彼女の前に現れたのは、日本の由緒正しき頑固爺・樫村蔵六だった。この出会いが紗名の運命を大きく変えていくこととなる。(Wikipediaより)
<解説>
2013年文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞を獲得している。個人的には期待したい作品の一つ。幼女×おっさんという古き良き王道設定で、確実に殺しにくる系の作品。
本作の見どころは、やはり能力者のなかでも最強と言われる紗名に対して全く物おじせずに接する蔵六。悪いことをすれば𠮟り、拳骨を食らわせる蔵六を見ていると、なんだか自分が子供の頃を思い出して懐かしくなってくる。
ヒロインは蔵六、ここは譲れません。
・ID-0
<あらすじ>
「Iマシン」と言われる、人間の意識をロボットに転送する技術を駆使して「オリハルト」という危険な特殊鉱石を採掘していく物語。
主人公ミクリ・マヤは惑星連盟アカデミーの学生。ある日小惑星の掘削調査に向かった際、予想外の事故に巻き込まれ宇宙空間に一人取り残されてしまう。そんな彼女を救ったのは、オリハルト掘削専門業者のエスカベイト社の面々だった。非合法すれすれな掘削を行う彼らに対し不信感を抱いていたマヤだったが、次第に心を開いていく。
<解説>
今期のCGアニメーション枠。
意識をロボットに転送するという設定自体が、好きな人にはたまらない設定だと思う。この設定は作中でも重要なポイントでもあり、今後の展開次第では後世に残る名作になりえる逸材。
個人的に、キャラクター原画が村田蓮爾ってだけで推せる。
月曜日
・つぐもも
<あらすじ>
人が長く使い続けた器物には想いが宿り、年月を経て昇華した時、それは「付喪神」となる——。母の形見の帯の付喪神・桐葉と共に、町で起こる怪異を調伏する「すそはらい」の任についた加賀見一也。そんな二人が、人々に害をなす様々な「あまそぎ」と戦いながら平和を守る、バトルあり、お色気もありの妖怪退治ファンタジーの物語。(Wikipediaより)
<解説>
放送当初から、各所で「懐かしいアニメ」と言われ話題になった。実際どことなく「かんなぎ」や「おまもりひまり」といった2000年代初期の妖怪アニメを思い出させる設定・展開があり見ているこちらを不思議な感覚にする。
ヒロイン桐葉の声は前期「ガヴリール・ドロップアウト」でサターニャを演じた大空直美さんが演じており、笑い声など桐葉のセリフの端々にサターニャが感じられて、「ガブリール・ドロップアウト」難民の避難地にもなっている。
火曜日
<あらすじ>
「獣堕ち」と呼ばれる生まれつき半人半獣の姿をした傭兵の「俺」は、自身の首を狙う魔女から逃げている最中、ゼロと名乗る別の魔女に窮地を助けられる。ゼロは自身が書き著し、何者かによって住処から持ち出された“ゼロの書”という本を探していた。その本は、魔術に代わる魔法という新しい知識に関して記されており、それを読めば才能のある人間であれば、誰でも超常的な現象を引き起こすことが出来るという、悪用すれば世界をも滅ぼしかねない危険な魔法書だった。
ゼロに気に入られた傭兵は、自分を「普通の人間の姿に戻すことが出来る」というゼロの提案により、それを報酬に護衛として雇われ、失われた魔法書をめぐる旅に同行することになる。(Wikipediaより)
<解説>
原作ライトノベルの挿絵をしずまよしのり氏が担当していることから、艦これファンに有名な作品。ゼロが島風にしか見えないと幾度となく言われた。
最近の異世界転生ものの影響からド派手なアクションを期待されがちだが、どちらかと言えば本作は「狼と香辛料」のような旅がメインの物語のように感じる。
旅好きな自分としては、注目したい作品の一つ。
<あらすじ>
1年間無職を続け、家主であるセリカのすねをかじり続けていた青年・グレンだったが、ついに痺れを切らされて、強制的にアルザーノ帝国魔術学院の非常勤講師として働くこととなる。
初めは仕事を早く辞めたいと願い、やる気のない授業を繰り返すが、生徒の一人であるルミアの頑張りを見たことで「ほんの少しのやる気」を出し、学生たちがそれまで学んだことのないような授業を行うようになる。それまで評判は最悪だったが、一躍して人気の講師となった。そんな中、政府と敵対する魔術結社「天の智慧研究会」が学院を襲い、グレンは戦いに巻き込まれていく。(Wikipediaより)
<解説>
また弱い弱い詐欺の最強主人公ものかよ!と思ったあなた。大丈夫、今回の主人公はわりと弱いです(3話時点)。
魔法の才能がない分、魔法のことごとくを研究しており、詠唱スピードや緩急の付け方などで魔法の特性が変化することを知っているなど、努力型の主人公。
いわゆるダウナー系主人公であり、そういうのが嫌いな人には向いてない。
原作は三嶋くろね氏が挿絵を担当しており、アニメのキャラもかなり可愛いデザインとなっている。(同じ三嶋くろね氏が挿絵を担当する「この素晴らしい世界に祝福を」とは扱いが違う気がするなぁ)
キャラの可愛さだけでも見る価値があるアニメだが、アニメ構成もよく出来ており、3話までが物語の序章。4話以降から本編スタートといった感じで、事実3話までは一回もOPが流れず3話終了後にようやくOPが流された。(思い込みかもしれないが)
水曜日
・終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?
<あらすじ>
舞台は、地上を正体不明の怪物である〈獣〉たちに蹂躙され、人間を含む多くの種族が滅ぼされた後の世界。かろうじて生き残った種族は地上を離れ、浮遊大陸群(レグル・エレ)と呼ばれる空飛ぶ群島の上に暮らしている。
地上が滅びる前の戦いで石化し、一人だけ死を逃れた準勇者(クアシ・ブレイブ)ヴィレム・クメシュは、500年後の空の上で目を覚ます。守りたかったものを守れず、それどころか自分一人だけが生き残ってしまった絶望や莫大な借金から世捨て人のような生活を送っていた。が、グリックの好意から始めた兵器管理の仕事の中でクトリら妖精兵たちと出会う。
妖精兵は、使いまわしの効く超兵器である遺跡兵装(正体はかつて人間の勇者が使っていた聖剣)を与えられ戦場に送り込まれる、使い捨ての兵器だった。そのことを知ったヴィレムは、世捨て人であることをやめ、いま自分にできることを探し始める──(Wikipediaより)
<解説>
ラノベ特有の長い表題が特徴の本作。泣けるラノベ特集などでもたびたび挙げられており、今期の鬱枠として新規からは警戒されている。
女の子が超兵器を操り、世界の命運をかけた戦いに挑む姿は「最終兵器彼女」を思い出させるが、実際のところは未読なので、今後の展開に期待といったところ。
木曜日
<あらすじ>
不良との抗争の末に納村不道が送られた「私立愛地共生学園」――彼を出迎えたのは、武装した少女達だった。女子たちによって支配された学園で、不道は自由を勝ち取るために「天下五剣」と称される強者たちと切った張ったの大立ち回りを繰り広げる。(Wikipediaより)
<解説>
個人的に今期最も楽しみにしているアニメ。
「天下五剣」「武装少女」などなど、厨二心をくすぐられる設定に心が躍ってしまう。逆にこういう作品を苦手とする人には向かない。
実はかつてとらのあなで立ち読みをして気に入り、購入しようと思ったら売り切れで買えずそのままになっていた作品。
女の子のキャラデザが秀逸で、どの子もかわいいのがツボ。
<あらすじ>
就職活動が全滅状態だった短大生の木春由乃は、以前仕事を受けた事務所からの依頼で寂れた田舎町「間野山」の観光協会に出向し、ミニ独立国「チュパカブラ王国」の国王(観光大使)として、1年間働くことになる。彼女は観光協会に勤める四ノ宮しおりや緑川真希などと出会い、その田舎町を栄えていた頃のように活気つけようと力を注ぐ。平坦でどこにでもいる普通の女の子たちが田舎町で繰り広げる成長奮闘記。(Wikipediaより)
<解説>
P.A.WORKSの「お仕事シリーズ」第三弾。一話の就活シーンは全就活生の心をえぐった。「旅館の女将」「アニメ制作」の仕事に続き、今度は「町おこし」がテーマなのだろうか。前2作に続いて「働くとは何か」という問題に取り組んでくれると嬉しい。
主人公のキャラデザがどことなく「SHIROBAKO」の宮森あおいに似ているのは、寄せてきた結果なんだろうか。
金曜日
<あらすじ>
小説家を目指す主人公‐安曇小太郎は中学3年生になったある日、ひょんなことをきっかけに同じクラスの水野茜と仲良くなる。その距離は体育祭を経て少しずつ、近づいていくのだった。
<解説>
今期の「見ると心がやられる」枠。中学生の甘ずっぱい恋物語を描いており、クラスでは目立たない主人公と、可愛いと有名なヒロインとが、学校外での出会いを通して接近していくといったリアルな描写がお気に入りポイント。
見ているとにやにやが止まらなくなり、一方うらやましさで死ぬ。
・恋愛暴君
<あらすじ>
主人公‐藍野青司のもとに、ある日死神の格好をした少女グリが現れる。彼女が持つ「書かれた者同士は必ずキスをする」効果を持つ「キスノート」に名前を書かれたことから、青司の生活は一変する。
<解説>
今期のダークホース枠。絶対面白なくないと思って見てたら、かなり面白かったアニメ。唐突な展開とボケ全開な登場人物に笑わせられてしまうこと間違いなし。
嫌なこと、辛いことがあったときには、心に癒しを与えてくれる。
土曜日
続きモノが多いので、新規としてはありません。
という感じで、ちょっと長くなりましたが春アニメで僕が注目しているアニメを簡単に紹介させていただきました。
何かの参考になれば幸いです!