3月4日 くやしい…でも…///
※今日は二本に分けて書こうと思います。内容バラバラだし、一緒だとゴチャゴチャしそうだし。
2回目となる「ソードアート・オンラインーオーディナル・スケール」見てきました。
いやさ、SAOって俺TUEEE!系の代名詞と言うか、放送当初から割とアンチが湧きやすい内容じゃん?主人公無双、ハーレムとネット民が嫌いな要素揃ってるし。
個人的にはああいう、厨二全開なストーリーとか設定は割と好きなんだけどね。
自分、大三だけど中二なんで。
今回は俺の取り留めのない言葉の羅列がず〜と続いてる。なので最後まで読んでくれる人は少ないと思う。
というわけで、最初に映画自体の感想を。
スゴイよかったと思う。今までのSAOとは違った切り口からの導入。しかし辿り着く先は…。
見応えもあるし、緩急もしっかりしてる。SAOお約束の厨二展開もありつつ、考えさせられるようなことも多かった。
見るか見ないかで迷ってるなら、見た方がいいと思う。戦闘シーンの迫力はやっぱり劇場で見るのがいいから。
SAO嫌いな人が多いけれど、今回はあんまり俺TUEEE!は多くなかったと思う。その強さは主人公たちが歩いた軌跡だと感じた。
結論:すっげぇ面白かった!みんなも見て!
というわけで、まずは個人的に感動したシーンついて語ろうぜ。(ここから先はネタバレしまくり)
まぁ、もう色々すっとばして最後だよね。語りたいのは最後。
色々あってアインクラッド(一番最初、主人公たちがプレイしていたゲームのマップ)のラスボスを倒さなきゃいけなくなった。
といいつつも、ラスボス相手に5人。装備も最盛期のものではないし、当たり前のように苦戦する。
そんな時に駆けつけるのは過去のゲームで戦った戦友達!!!!
いや、ありきたりですけども!
だけど、やっぱりこういう展開は燃える!
カッコよかったシーンを3つあげよう。
まず1つ目!
シノンな。対戦車ライフルを使う女の子。ただし、それは前のゲームの武器であって、今はでっかいスナイパーライフルを使ってる感じ。だから、遠距離からの支援は一級品でありつつも、前のような肉薄した戦いは出来ずにいた。
そこに来る、ご都合展開!
「前のゲームの武器持ってきました、先輩!」
愛用の対戦車ライフルを手にした瞬間の戦い方の変わりようよ。
迫り来る大樹の根に飛び乗り、走る、走る!
しかも、走りながら撃つ!
すぐさまリロード!
もちろん走ってる!!
対戦車ライフル抱えながら走りながら撃ってリロードとか!!
カッコよすぎか!!
ほんの少しの見せ場だったけど、最高にかっこいい戦いだった。ありがとう。
2つ目!
これは外せないよね。ということで、主人公キリトの二刀流!
作中に登場する本の中では
「俺が2本目の剣を抜いた時、立ってられる奴はない」
と書かれるほどに強いのだ。強いんだよ。
まぁ、その二刀流でゲームクリアに導いた訳ですからね。
そんな二刀流を使ってのフィニッシュ!!
それで終わるんだろうな、とは思ってたけど、やっぱりカッコよかった。
そして3つ目!
あれ?2つ目で敵倒してない?また別の?と思ったそこのあなた。すまん、3つ目はキリトが二刀流を決める前のシーンだ。
順番に書けよ!っていう気持ちもわかる。だがアニメを見た人が、映画を見たらこの順番にする理由は分かってくれると思う。
そう、それはヒロインアスナの攻撃シーン。
マザーズロザリオ。
片手剣汎用型スキル。驚異の11連撃。
簡単に言えば片手剣最強のスキルだ。
これに関してはもうアニメを見ろ!と言いたい。この感動をこの数行で伝えるのは野暮だと思う。
ただ、一言添えるなら、この「マザーズロザリオ」というスキルは元々アスナが取得していたスキルではない。とある少女がアスナに託した
夢だ。
このシーンでアスナの側には彼女がいる。そっと添えられた手はきっと、とても心強くて、暖かい手だったに違いない。最高だった。
と言う感じで、最後の全員集合!みんなでラスボスをやっつける!シーンについては語り尽くした。
こっからはSAO全体の魅力とかをぐだぐだと、要領を得ない感じで話していきたい。
なので、ぶっちゃけ読まなくていい。
SAOの魅力としては、やっぱりゲームがリアルに!っていうゲームとかアニメ好きな人間からすると夢のような設定だと思うんよ。
ゲーム世界に入れたら〜っていうのを、割とありえそうな設定で描いてるからこそ、将来もしかして!?っていう期待も出来るし、共感できる部分もあったりする。
で、ここでちょっと深く見ていくと、まずアニメ放送時点でのゲーム世界へのフルダイブ、VRシステム。これはみんなも知ってるように、ちょっと前にPSVRをはじめとしてすごく流行ったよね。
まぁVR対応のゲームの少なさ、VR酔い、大きさ、VRそのもの在庫などなど色々な理由で下火になりつつあるけど、改良されればまた再燃するものだと思う。
正確にはSAOのVRは意識そのものをゲーム空間へ没入するものだから、視覚・聴覚を欺瞞させてゲーム世界にいるかのように見せているリアルにあるVRとは違うんだけど「ゲームの方に寄せていく」というスタイルは同じだと思う。
一方で映画のSAOで登場するのはAR。つまり、「現実に対して働きかける」スタイル。ARっていうと、特定の場所でカメラをかざすとキャラクターが出てくるっていうのが一番身近だと思う。今はまだ未発達な部分が多いけれど、こちらもこれから発達していく分野だろう。
このVRとARの2つにおいて問題になるのは、よくある話。
つまり、現実と仮想との境界がなくなる問題。各所でそれについての議論は行われてるし、俺は専門家じゃないから詳しいことはわからない。
ただSAOのアニメではVRによる、映画ではARによる現実と仮想の融合が問題になっていたのが、あぁスゴイなぁって感じた部分。
俺、哲学科だし、よく「胡蝶の夢」とか考えたりするんだけど、結果としてある「現実と仮想の融合」だけじゃなく、過程にある「仮想に寄せる」のか「現実に働きかける」のかっていうところは気にしたことなかったから。
これは個人的に感動した部分だった。
言われてみれば確かに!って思うんだけど、自分で考えてる時には思いつかない。
そんな経験を出来てちょっぴり嬉しかった。
で、まぁ折角やし「現実と仮想の融合」について語らせて。
これはもう完全に個人の経験なんだけど、俺って昔の記憶がスゴイ曖昧なんだよね。それをした事は勿論覚えてるんだけど、それが夢の中の出来事のように感じられるみたいな。
起きても夢の中にいるような感覚の時もままあるし、現実と夢に完全に境界があるように感じない。夢の続きが現実で、現実の続きが夢みたいな感覚。
だから、もしかしたら…って思うことがある。
語るといいつつ、自分の頭のおかしさを晒しただけだったわ。
というわけで、ここまで読んでくれた方、ありがとうございました!
色んな意見がもらえると嬉しい。SAOのここが分からないとかあったら聞いてくれてもいい。SAOはいい作品だと思う。
今の世の中、情報が重視される世界になってきてる。情報がビジネスの1つとして確立してる。情報っていう触れることのないものが、エネルギーに変換される。
SAOには、そんなどんどん情報化社会が進む世の中の、1つの可能性を感じ取れると思った。