明日は晴れろよな

社会に羽ばたいたオタクの日記

3月12日 ようやく世界が追いついた

きたね。

きましたね。

よーやくきました。

 

 

「祝☆キノの旅アニメ化!!」

 

 

この時を俺はどれだけ望んだことか…。

今日はキノの旅の魅力について書いて行きましょう。

 

 

 

キノの旅-the Beautiful World-』

電撃文庫から出版されてる著:時雨沢恵一ラノベです。2000年に第1巻が発売され、現在は20巻まで刊行されています。

 

おっとぉ!ラノベだからって侮るなかれ。

正直言って「ラノベだけどラノベじゃねーよ10選」あたりに確実にランクインしてくる作品ですよこれは。

 

 

あらすじ…

旅人のキノが相棒でモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)のエルメスとともに様々な国を巡る物語。

訪れる国(◯◯の国と描写される)は何かしらの特徴を持っており、その中で生きる人々を、外の世界からやってきたキノを通して映し出していく。

ちなみにラノベで旅と言うと何だか楽そうなものを想像しそうですが、キノの旅は割と過酷で、食料問題・盗賊など死の危機に瀕することも度々です。

 

登場人物

キノ

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今作の主人公。年齢は10代半ば。エルメスにのって世界中を旅している。

見た目は男の子のようだが、ボーイッシュな女の子。3丁の銃を持ち、またその腕前は一級品。食いしん坊で貧乏性。

 

エルメス

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キノの相棒。喋るモトラド。初代キノから譲り受けたもの。「キノの旅」ではモトラドは喋るものとして認識されているよう。

 

特徴①

何と言っても短編形式。大きなストーリーというものはありますが、基本的にはキノとエルメスの関係性を理解していればどの巻から読んでも楽しめるようになっています。

ある意味で童話のようであり、ある意味で風刺的な表現が読者を惹きつけます。

 

特徴②

作者の細かな愛。作者、時雨沢恵一さんは大の銃・バイク好きなようで至る所にそれらに対する愛がちりばめられています。しかしそれは決して鬱陶しいものではなく、独特な世界観をうまく表現する装置になっていると思います。

 

魅力

キノたちが訪れる国はわれわれからしたらどこか奇妙な国ばかり。しかしそんな国で国民は当たり前のように暮らしているわけです。一方でキノの感性はわれわれととても似ている。そんな両者のギャップゆえに起こる、意見・行動の違いが最大の魅力だと思います。

 

 

 

 

で!ですね!

実は「キノの旅」は2003年に一度アニメ化されているんです。その時はこんな感じでした。

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キノの声優さんには女優の前田愛さんを迎えており、アニメ声ぽくない声が個人的には好きです。

賛否両論ありつつも、キノの旅の空気感をうまく表した描写などファンは決して少なくありません。

しかし、時代が時代のためアニメ映像的には惜しいのも確か。今の技術で再アニメ化が望まれていました。

 

そんな時!!

来たのが今回のアニメ化ですよ!

今回はキノの声優さんに悠木碧をおいての再挑戦です。

悠木碧もまた個人的には嬉しい配役ですね。こういう役を演じるのにはピッタリと言えます。

 

まだ放送時期などは発表されていないので来年になってしまうかも知れませんが、一ファンとして首を長くして待ちたいと思います。

 

 

「世界は美しくなんかない、そしてそれ故に美しい」

 

よかったら原作・アニメをチェックしてみてください。下に2003年版アニメのOP・EDのリンクを貼っておくので良かったら聴いてみてください。すごくいい曲ですし、キノの旅の世界観を良く表していると思います!

 

キノの旅」OP

https://youtu.be/Gsfu82kv3iE

 

キノの旅」ED

https://youtu.be/pLjT89nANvU