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hotaru70’s diary

就活が本格的に始まってしまった、とある文系大学生の日記

3月19日 欲望が抑えきれなかった

就活の際にたまに聞かれることに

 

「どうして哲学科入ったんですか?」

 

という質問があります。

みなさんは哲学科と聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?

ヤバイ人間が沢山いそう?何考えてるか分からない?

 

決して的外れではないと思います。

 

 

 

というわけで今回は哲学科で学ぶことについて書こうかなと思います。

もしこれから高校受験で哲学科に興味がある人がいたら参考にしてくれると嬉しいなぁ。

 

 

①僕が哲学科に入った理由

高校当時、僕の中で最もホットだったのは「宇宙の始まりに何があったか」という問題。

ええ、これは大真面目に考えていました。しかし、この問題に対して科学的なアプローチをかけるには僕の頭は足らなかった…(もとい理系に行くのは面倒だった…)

じゃあ哲学的なアプローチをしてみればいいじゃん!という理由で哲学科を選びました。

 

 

②哲学科ってどんなことを学ぶの?

やることは大きく分けて三つです。

一つは、哲学史の勉強

一つは、哲学書(英語・ドイツ語など)の読解

一つは、(教員が専攻してる)哲学者について詳しく学ぶ

以上三つです。他にも論理学などの授業もあり、そちらは数学チックな論理パズルを解く授業だったりします。

基本的に出席してれば単位はきます。

 

 

③哲学科にはどんなひとがいるの?

ヤバイ人が多そうな哲学科ですが、意外と普通(に見える)人間が沢山います。

大きく分けるとこちらも三つ。

・哲学をガチで学びに来てる人

・そこまでガチじゃないけどきちんと出席しているマジメな人

・とりあえず入っちゃった人

僕は二番目に該当します。

ただ、普通に見えると書いたのには理由がありまして。クラスに一番多いのは二番目の人間なんですが、ガチじゃないとはいえ哲学を学びに来ている人間。見た目は普通でも、中身は普通じゃないことが多いです。主に心に闇を抱えていたりします(だんだんわかってくる)。

 

 

④哲学科の立場は?

これは気になる人もいるかなと思います。イジメられたりしないの!?とか。

基本的な大学生活を送ろうとしてればそんなことにはならないかなと。

他の学科の人に「哲学科です」というと「どんなこと勉強してるの?」と興味を持ってくれたりします。その時にきちんと分かりやすく説明できるとポイント高いかも。

元々クラスの人数も少ないのではぐれメタル扱いされてます。

 

 

⑤哲学科で学ぶこと

これについて話す前に、僕が大事にしていることを話しましょう。

 

かつて僕が哲学科に入るべきか悩んでいた時、とあるまとめサイトでこんなスレを見かけました。

「哲学科に入ってるんだが就職がヤバイ」

というスレです。スレ主は哲学科四年生で、就活生のようで、ヤバイのは哲学科に入ったからだから、みんなは哲学科に入っちゃダメだぞ!って話題でした。

そんな中、こんな会話が。

「スレ主は哲学科で何を勉強してるの?」

デカルトとかそこらへん(うろ覚え)」

「そこら辺って…自分が大学で何学んだきちんと言えないような人間を採用するわけねーだろ」

「哲学科に入ったなら、哲学科でこういうことを学びましたって言えなきゃ意味がない」

僕はこのスレを見て、哲学科入学を決めました。自分は何を勉強したか堂々と言えるようになろう!そう思ったのです。

 

さて、前置きが長くなりました。

僕が哲学科で学んだのは「誰か(何か)を疑うという視点」と「嘘・偽りを前提にした論理的な思考力」です。

これは全部を疑ってかかるというわけではありません。信じすぎず、全てに不確定要素を考慮して行動するという事です。

なんだが厨二くさいですが、生きて行く上で役立つ心構えだと自信を持って言えます。

 

 

 

まぁ、僕の学んだことに疑問を持つ人も沢山いると思いますが、僕が伝えたかったのは「大学に入るなら、そこで何を学んだか自信を持って言えるようにしておけ!」ってことです。

高校受験を迎える人が見てるとは思いませんけど、そこから逆算的に考えることも必要です。

 

就活に役立ちそうとか、(もしきちんとした夢があるのなら別ですが)そんな理由で大学を決めるべきではないと言いたいんです。

親御さんは色々いうかもしれませんが、大学は勉強をしに行く場所です。自分が勉強したいなーって思ったところに行きましょう。

 

 

最後に哲学科のPRを。

哲学科で学ぶことは役に立たないと言われがちですが、僕はそうは思いません。

第一に色々な人間の考えに触れられるというのはとてつもないアドバンテージです。しかも歴史の著名な人間の考えをです。

自分一人の人生じゃ到底考えもしなかったことを知れる、それってそれだけ自分の世界が広がるってことです。

 

それから、確かに哲学科にいても何かの資格が取れるわけではありません。しかし、生きることにおいて大切な「考えの基盤」を作ることはできます。

哲学科に求められるのは論理的な思考力。しかも、理系の人間が扱う正確な情報を頼りに組み上げる論理ではなく、嘘や偽りと言った不確定要素も取り入れながら組み立てる論理です。

世界は必ずしも正しいことばかりでありません。そんなこと頭では分かっていても、いざその上で生きて行くとなると、難しいものです。

そんな時に生きるのは哲学科な論理的思考力。嘘を嘘だと知った上で生きて行く力は他の学科では養えないでしょう。

 

 

 

 

もし良かったら哲学科に入って見ませんか?

お待ちしています(ダイレクトマーケティング