TVアニメ「宝石の国」感想part2 ね?だから言ったでしょ?
いや、言ってないですが?
どうも、皆さんの夜のお友達、ほたるです。
今回もTVアニメ「宝石の国」の感想を書いていきたいと思います。
相変わらず文章多めですが、ご容赦を。
第5話・第6話あらすじ
よく考えたら、何話でどんな話が起こっていたかを書くべきでした。
前回第4話にて、貝の王ウェントリコススに連れられて海を訪れたフォスは、月人に襲われ絶体絶命のピンチ!に陥っていました。
ウェントリコススは、宝石を月人に渡す代わりに、月人に捕まった弟を引き渡してもらうよう契約をしていたのです。あわや月に連れ去られるといところで、件の弟が目を覚まし月人たちを一掃、何とか危機を脱することができました。
ウェントリコススの計らいもあって、陸に戻ることができたフォスですが、足は海の底で失ってしまい、戻らないまま。仕方なく、貝の王の弟が背負っていた貝殻のかけらをつなぎ合わせることに。
貝殻には宝石がぎっしりと詰まっていましたが、フォスとは全く異なる宝石。つないだところで動く確証はありませんでしたが、むしろ今までよりももっと速く走ることができるように!
自信を取り戻したフォスは、戦いに参加したい!と先生に懇願するのですが…。
2回目の変化
さて、前回の感想part1にて、「変化」するということは、「今まで自身になかったものを取り込む」ということです。そして取り込んでしまったものは、すぐさま身体と溶け合い、決してもとに戻ることはない、と書かせていただきました。
僕ら、人間にとっては2回程度の変化は大したことではないかもしれませんが、永遠不変の存在である宝石たちにとって、2回も変化するということは、驚くべきことでしょう。
2回目の変化を経て、フォスに待ち受けるのは何か?
どうやらそれは、1回目と変わらず、苦難であるようです。
足が速くなったことで、戦いに参加できるかもしれないと、アメジスト班に加わった矢先、アメジストたちは月人に捕らわれてしまいます。
この一件、決してフォス一人の責任とは言い難いですが、フォスの「変化」が周囲に影響を与えた結果であることは確かです。
どうも、このアニメは「変化」をすることは良くないのでは?と視聴者に仕向けているようです。きっと最後に大逆転があると期待しましょう。
フォスの言葉
第5話・第6話のなかで「変化」という点に軸を置くのであれば、フォスのこのセリフはとても重要なものでしょう。
「ちょっと変わったくらいじゃ、うまく行かないね。」
このセリフ難しいところです。
深読みを恐れず考察していくと、フォスが今回「変化」したのは、足です。つまり身体的な部分でした。
僕らもよく考えることですが、「イケメンだったらなぁ」「可愛かったらなぁ」と、どうしても身体的な「変化」にとらわれがちです。
しかし、実のところ「変化」すべきは身体的部分ではなく、心だった、というのはよくあるお約束の展開です。
そして、フォスも足が速くなりはしたものの、月人と相対した瞬間に、体が動かず、アメジストたちを助けることができませんでした。
これは「身体的変化よりも、精神的変化の重要性」を説いているのではないでしょうか?
こう考えると「宝石の国」という作品は、舞台設定、登場人物と、よく考えられていると感じます。
それを踏まえての感想
しかし、実際のところ、リアルにおいて「身体的変化よりも精神的変化のほうが重要」とは言い切れません。
むしろ、「どっちも重要」というのが現実です。
こう考えると、今の展開、つまりフォスの身体的変化は必ず生きる時が来るのでしょう。
あとふと思ったんですが、「足が速くなる」ってなんか小学生男子がモテる理由第一位みたいな変化ですよね。
これで次の変化が「頭がよくなる」だったら面白いです。
というわけで「宝石の国」第5話・第6話の感想はここまで!
次回も楽しみです!それでは!